プチ・コラム「夏の疲れ」

朝起きたら、すでにだるい、頭がシャキッとしない、食欲もない・・・ということは、よくありますよね。
夏になると、なぜこのような症状が出てきやすいのでしょうか?思い当たる節もあるかと思いますが、復習も兼ねてまとめてみると以下のような感じです。

  • 暑くて眠れず睡眠不足
  • エアコンと外気の気温差に体がついていけてない
  • 冷たい食べ物や飲み物の摂り過ぎ
  • お風呂で湯船に浸からずシャワーで済ませている
  • 食欲がなく、つい簡単に済ませているのでスタミナ不足
  • 肌を露出してエアコンの風を直接浴び、体が冷えてしまう

これらを解消するには・・・

①睡眠不足
睡眠が十分にできていないと、筋肉がゆっくり休まらず、乳酸が留まったままになってしまいますので、なるべく良質な睡眠をとるように心がけましょう。
部屋の温度が暑すぎても寒くても、良い眠りは得られませんので、少し涼しいかな と思う程度の温度せ設定で、2~3時間のタイマーをかけておくとよいでしょう。エアコンの風は直接当たらないように♪

②エアコンの部屋と外気の気温差
部屋の温度と外気との差が5℃以上あると、人の体は自律神経のバランスが崩れやすくなります。
最近はエコの意味で、エアコンの温度設定は28℃にしよう という風潮もありますが、体のことを考えても、28℃くらいがちょうど良い設定温度だと言えますね。それでも暑い時は、湿度が上がっている場合もありますので、湿度の調整ができれば行い、難しい場合は最初がやや低めの温度設定にして部屋を冷やしてから28℃にすると良いですよ。

③冷たい食べ物や飲み物の摂り過ぎ
夏は冷たいものが美味しいですよね。。。。
でもご想像通り、冷たい飲み物や食べ物は体を冷やし、血液も温まらないので、体にたまった疲れの原因である「乳酸」もうまく流れず、疲れは溜まったまま という結果に。。。
冷たいものは控えめに、少し温かいものや常温のものを摂るようにすると良いですよ。

④お風呂で湯船に浸からずシャワーで済ませている
夏に熱いお風呂に入るのは、確かに嫌気がさします。でも毎日シャワーだけで済ませていると、やはり疲れが取れにくいですね。そんな時はぬるめの湯船にゆっくり浸かると、血流も促進され疲労回復効果も期待ができます。入浴の時間は、出来れば寝る2時間前までに済ませておくと、体温がうまく下がって、良い眠りに誘ってくれますよ。

⑤食欲がなく、つい簡単に済ませているのでスタミナ不足
冷たいものを摂りすぎると、胃腸の機能も弱くなって、その結果食欲不振にもつながってきます。
そんな食欲がないときには、酸味のある食べ物を摂るのがオススメ。「お酢」を使った料理は、食欲をそそるとともに、疲労回復の立役者「クエン酸・酢酸」を摂ることができるので◎。
クエン酸・酢酸は、血液に溜まった疲労物質「乳酸」を分解して体外に排出してくれるので、一石二鳥です。

⑥肌を露出してエアコンの風を直接浴び、体が冷えてしまう
露出度の高い服を着て、エアコンの風などを直接浴びると、当然体は冷え、血液循環は悪化します。
特に首まわりが冷えると、風邪をひきやすくなりますので要注意です。
デスクワークの方は、事務所の温度調節をむやみに出来ず、仕方なく寒い部屋で仕事をしなくてなならない状況も多いと思いますので、カーディガンや靴下、レッグウォーマーなどで、体が冷えないようにすると良いですよ。仕事の合間には、ストレッチ運動などを取り入れ、筋肉を適度に動かすことも忘れずに。

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